完全復興へ向けて歩みを進める〜陸前高田市〜
〈タピック45(旧道の駅高田松原)〉
この建物も津波により被災し、大部分が浸水しました。今後は津波の驚異を今に伝える震災遺構として保存される事になっています。
また、横から見ると建物上層部が斜めになっているのが分かると思います。
この部分は階段になっており、もし、津波が来てもこの場所に登る事で避難出来るように設計されていました。
そして3月11日、この場所に3名の方が避難に無事に助かったとの事です。
〈下宿定住促進住宅〉
国道45号線に建つ5階建ての市営住宅で、写真を見ての通り、最上階である5階はまだ辛うじてベランダのパネルや窓があるものの、それより下層では面影が残っていません。
これは津波により4階部分までが完全に水没し、5階は床下浸水で済んだ為です。この建物も津波の驚異とその到達ラインが一目で分かる震災遺構として、当時のまま保存されています。
〈気仙中学校〉
気仙川の河口に建つ気仙中学校は、日頃から防災意識が高く、津波の襲来を知ると直ぐに近くの高台へ避難。教職員、生徒全員が無事でした。
〈陸前高田市 市街地〉
人工河川を造っているのでしょうか?
市内の主要道路は道が舗装されています。
奥に下宿定住促進住宅が見えます
2021年の完全を目指し、高田松原津波復興祈念公園の整備中。
工事用クレーン車も可動中
公園内の溜め池?
沿岸部には松原に替わり巨大な防波堤が、それより手前に新たな松原が植樹されています。
防波堤に造られた水門。
遠くから見るタピック45